「ABLE BLACK PROJECT」エキシビションを開催
アベル株式会社が展開する「ABEL BLACK PROJECT」より、2026年7月、スピーカー『Tone of Black』が誕生します。これにあわせて、2026年7月17日 (金)~7月20日(月・祝)VAGUE KOBEにてエキシビションを開催いたします。
2024年4月のミラノデザインウィークでデビューした「ABEL BLACK PROJECT」は、 前回に続き、クリエイティブディレクションにTeruhiro Yanagihara Studioを起用しました。
本展では、素材、プロダクト、空間、そして音のエレメントが呼応しながら、黒が感覚と意識に及ぼ す影響を示していきます。会場には、さまざまな形状、サイズ、加工を施したAbel Black®の素材を 抽象彫刻のように展示。また、Abel Black®の素材表現をより明確に示すため、平面素材を立体的なプロダクトへと展開したスピーカー『Tone of Black』を展示します。聴覚を含む五感に働きかけるアイテムとして開発された本作を通じて、黒の新たな表現を提案します。
エキシビション概要
- タイトル
ABEL BLACK PROJECT(アベルブラックプロジェクト)
- 会期
2026年7月17日(金)− 20日(月・祝)
- 時間
12:00 ‒ 18:00
- 会場
- ※
会期中はどなたでも自由にご来場いただけます。
- ウェブサイト
- お問合せ
info@abelblack.com
- 営業関係者さま、プレスのみなさま、Abel Black®についてご説明希望の方
こちらよりお申し込みをお願いいたします。
展示会初日・7月17日の夕方は、
開発メンバーによるスピーカーにまつわるトークセッションを開催いたします。
また、トーク後にはHAL’S RECORD・Yosuke IkedaによるDJとVAGUE KOBEによるドリンクをご用意し、
みなさまのご来場をお待ちしております。
新作のスピーカー『Tone of Black』から流れる美しい音楽をお楽しみください。
オープニングイベント (要予約)
- 日程
2026年7月17日(金)
- 時間
17:30 ‒ 18:00 トーク
- 時間
18:00 ‒ 20:00 レセプション
- ゲスト
HAL’S RECORD / Yosuke Ikeda
- 予約方法
こちらよりお申し込みをお願いいたします。
- お問合せ
info@abelblack.com
Tone of Black
Abel Black®の素材としての表現域を、いかにプロダクトのかたちで明解に示すか。
Teruhiro Yanagihara Studioでは、シンプルな折りや曲げによって生まれる微細な傾斜角が独自の光 と奥行きを導き出すことに着目。「Listening to Black(黒を聴く)」というコンセプトのもと、ミニマルな四角いボックスから無限の表情を導き出すべく、スピーカー「Tone of Black」の開発が始まった。
眺める位置によって印象の異なる黒が現れる非対称なフロントパネル、素材の際まで色が 巡り、垂直、水平面で見えがかりが変化するディテールを強調したVカットのエッジ、Abel Black® の奥行きを体現するヘアラインと均一な光を反射する鏡面仕上げの使い分けなど、細かなエレメン トを積み重ね、デザインを構築していった。
さらにTeruhiro Yanagihara Studioが考えたプロダクトデ ザインを素直に、そして的確に音のデザインへと転化すべく、音響エンジニアの福岡功訓がサウンド システムの開発を担当。
高・中・低音の音声信号をアンプ内で振り分けるマルチ駆動方式を採用し、 よりクリアな音質を再現するアイテムへと昇華していった。
- 名称
Tone of Black
- 素材
ステンレス(Abel Black®)、クリ無垢板
- 寸法
Large:W665×D500×H1065mm/Small:W245×D200×H315mm
- 重量
Large:80kg/Small:14kg
- 形式
Large:Multi3Way/Small:Multi 2 Way
- ユニット
Large:Hi1inch、Mid6.5inch、Low15inch/Small:Hi3/4inch、Low18cm
- インピーダンス
Large:Hi、Mid、Lowすべて8Ω/Small:Hi4Ω、Low8Ω
- 最大出力
Large:Hi70w、Mid400w、Low1400w/Small:Hi30w、Low120w
- 周波数帯域
Large:40Hz-20kHz/Small:40Hz-24kHz
- 価格
お問い合わせください。
- 受注開始日
2026年7月17日(金)
ABEL BLACK PROJECT Concept
一帯が真っ黒の闇に包まれた黒一色の世界のなかでは、人は目を凝らし、耳を澄ませ、持ちうるすべての感覚を研ぎ澄ませて、その奥に潜む景色に想像を巡らせる。
黒を目のあたりにしたとき、脳裏に描き出されるイメージは実に多様だ。明かりを落とした空間は心に静寂をもたらし、黒い衣は礼節や格式を重んじる態度を示す。黒の力強く、底知れぬ闇の深淵は圧倒的な存在感と威厳を従え、ときにその先に宇宙的な神秘が広がっているようにすら感じる。 このように黒とは単なる色彩表現ではなく、人の意識を呼び覚まし、未知の情景を描き出す存在で もある。
アベル株式会社が製造する漆黒のステンレス「Abel Black®」は、光の反射率を1%以下にまで抑える唯一無二の素材だ。角度やボリューム、用途、加工、仕上げ次第で、物質性や奥行きが無限に変 化することから、分野、業界を超えて幅広いプロダクトや空間で活用されている。
こうしたAbel Black®の素性に黒の文化的、芸術的文脈を掛け合わせていったらどうなるだろう。そんな発想から、アート、デザイン、建築など、各分野で活躍するクリエイターが独自の目線による再解釈と再構築を行なっているのが「ABEL BLACK PROJECT」だ。
素材と色にまつわる背景と文脈、ディテールとプロセスを柔軟に読み解き、従来の感覚にとらわれずに自由なリサーチと実験を繰り返すことで、未知のクリエイティブの感覚と表現の可能性がいま再び生まれる。
Abel Black®とは
Abel Black®は、ステンレス酸化被膜をナノレベルでコントロールすることにより、従来にはない金属のリアルな質感と豊かな色表現の融合を実現した特殊素材。耐熱性、耐候性、耐食性が高く、色剥がれの心配もない素材は、リサイクルも可能。鏡面、ヘアライン、バイブレーション、ビーズブラストといった仕上げのほか、艶感と深みのある漆黒からシャープなマットブラックまで、表現域の幅広さも特徴の一つだ。強く、美しいAbel Black®は、ホテルやブティックの内装材や、システムキッチンやエレベータの意匠パネル、さらには高級車の外装材や宇宙開発の現場などでも使われている。
- 主催、素材開発
アベル株式会社
- 空間、プロダクトデザイン
Teruhiro Yanagihara Studio https://tystudio.fr/
2002年、デザイナーの柳原照弘が設立。日本、フランス、英国、オランダなど、多拠点から参画するスタッフと、空間、家具、プロダクトデザイン、テキスタイル、香りのデザインまで多岐に及ぶプロジェクトを手がける。2024年4月にミラノで開催したABELABEL BLACK PROJECT「Some Thoughts on Blackness」展のディレクション、作品制作を担当。以来、断続的に意見交換を行い、本展が第2弾のコラボレーションとなる。
- 音響設計
ギター製作、楽器のリペア、ローディを経て、PA、レコーディングエンジニアに。2009年に音響会社Flysoundを設立。現在は、コンサートやイベントの音響、レコーディング、空間音響の設計、施工などをおこなう。
- サウンドデザイン
SOUND COUTURE https://soundcouture.jp
東京を拠点に、ブランドや空間のコンセプトから紡ぎ出すオリジナルの音を通じて、音と空間の調和をデザインし、その場所ならではの“音の設え”をかたちにするサウンドデザインチーム。
- 写真
takachrome
- テキスト
猪飼尚司